私にとっての『PRIDE』
精神病院に入院していた3か月、
私を励ましてくれたのがチャゲ&アスカの『PRIDE』でした。
『初めに・・・』でも書きましたが、
チャゲアスの曲は10~15年ぐらいほとんど聴いてません。
知ってる曲もメジャーなものに限りです。
ASKA保釈の報道がきっかけでした。
聴くと自分の若かった頃、根拠もなく自信を持って生きてきた時代が甦ってきました。
病院にはWi-Fiの設備がないため、
使い過ぎるとデータ容量をオーバーして制限がかかってしまいます。
精神安定剤と睡眠薬を飲んだ後、ベッドに潜り込みイヤホンで聴きました。
「何でこうなったのだろう・・・」
「俺が歩んできた道は間違いだったのか?」
「俺は頭がおかしいのか?」
「これからどうなるんだろう・・・」
いろんな感情で涙が溢れました。
『PRIDE』は、そんな自分をそっと励ましてくれました。
その後、完治はしてませんが退院することが出来ました。
家族はもちろん、復職に理解をしめしてくれた職場の皆のおかげです。
そして、チャゲ&アスカの楽曲のおかげです。
去年の夏にASKAのブログを知ったときは嬉しかった。
スーパースターの日常が身近に感じられるんですから。
この時期から鬱病の状態が楽になりました。
ASKAの立ち直っていく姿に自分の姿を重ねているのでしょうね。
だから11月28日の再逮捕はまいりました。
周りの人は「やっぱり抜け切れてなかったね。」と言いましたが、
「いいや、これは何かの間違い!」と言い返してました。
ですが心は揺れ動いてました。楽になってた鬱病もここから下降線をたどります。
嫌疑不十分で釈放となりホッとしました。
それでも完全に疑いが晴れたわけではありません。
いつしか私もはてなIDを所得してコメントを書き始めました。
そしてクリスマス・イブに『FUKUOKA』をYouTubeにアップ。
涙が出ました。
そしてASKAは薬物依存はないと確信しました。
「疑ってすみません。あなたはやっぱり偉大な音楽家です!」
その偉大な音楽家の一番好きな曲は?と聞かれたら、
間違いなく『PRIDE』と答えます。
その『PRIDE』ですが、
入院時にYouTubeで観てた(聴いていた)のがライブ映像だったのですが、
それが最近になって著作権の問題でブロックされ観れなくなりました。
これが当然なんでしょうが・・・
MVもいいのですがライブ映像を観るとあの迫力が忘れられなくなります。
ん、なんか薬物みたいだなぁ・・・
それで探したんです、あの映像がいつのだったか。
Yahooでググッてググッて、そしてとうとう見つけました。
それは「コンサートツアー2007 DOUBLE」でした。
新品では販売されてないので中古CDショップで探し、
アマゾンやヤフオク!もチェック。
そして手に入れました。
これ、私の宝物になりました。
今でも『PRIDE』、涙が溢れてきます。
すばらしい作品です。