幻の大物?②

かつてない大物を掛けた興奮と逃した時の悔しさ。

再挑戦すべく手にしたのは「落としタモ」。

棒の先に網がある普通のタモでは無くロープの先に網が。

ようはロープの長さだけ落とせるというやつ。

ア○ゾンで一番安い品をポチりました。

よーし、これで準備万端。

12月の上旬、同じ漁港へ。

 

ところが着くと風が強く波が高い。

天気予報では曇りではあったが・・・

釣りになるのか?

とりあえずアジが釣れなきゃ始まらない。

がアタリが全くない。

夕まずめのゴールデンタイムなのに。。

 

ポツポツといた釣り人も帰って私一人。

諦めて帰ろうかと思ったところにようやくアタリが。

12cm前後のアジが来てくれました。

よし、泳がせだ。

アジを付けて仕掛けを投入。

竿をキャリーカートにロープで固定。

竿先に鈴を装着しドラグを再調整しようと

リールに近づいた途端鈴が鳴る。

え???

振り返ると竿先がグングン曲がってる。

マジっすか?

投入して15秒ぐらいですけど?

頃合いを見計らって合わせを入れる。

掛かった!

おお、走る走る。前回と同じだ。

竿を立ててリールを巻けば走ってラインが出ていく。

その繰り返し。

右に左に強烈な引き。

ラインが切れないようドラグを調整しながらの格闘。

10分ぐらいかかってようやく姿を見せました。

ヤズだ!60~70cmぐらいはありそうな。

タモ!

片手で竿を持ちながら落としタモを下ろしていく。

ありゃ、岸壁の際に下ろしたのでよく見えねぇ・・・

しかも岸壁の貝に引っかかってスムーズに落ちない。

(前方に投げ下ろすようにするとよかったのかも・・・)

ようやく落ちた網に魚を寄せるがなかなか入らない。

慣れてないからなあ。。

何度も失敗しながらも何とか入った?

タモのロープをひっぱると重量感が。

よっしゃー!

竿を柵に立てかけ両手でロープをたぐり寄せる。

と、次の瞬間!

スルスルスル~

急に軽くなりました。

タモから落ちた?

急いで竿を持ってリールを巻くも軽い。

うっそー?

ハリスが切れてる。

しばし放心状態・・・

 

タモ網に入りきれてなかった魚体が上げる途中で落ちて

その勢いでハリスが切れたのかな?

なんかめっちゃ悔しい。

だってそのための道具を用意したのに。。

 

対策?

釣り場を清掃して駐車場に戻り、

釣り具を車に積んで運転席に座り、

エンジンを掛けて暖房を入れて、

スマホでア○ゾンに釣具メーカーの落としタモを

頼みました、先日買ったタモの倍するヤツ(笑)

 

 

そうだ、今回はクーラーボックスが小さかったので

釣れても入らなかった。

そうだ、「おまえにはまだ早い」ということだろう。

 

 

よし、ア○ゾンで大きなクーラーボックスをと。。

 

釣れる前の夕陽

幻の大物?

10月に初めて福岡市の東側にある漁港に行ったところ、

短い時間でしたが良型のアジとサバが入れ食い状態。

ここは人気の波止らしく週末は釣り人が多いとのこと。

防波堤の上は柵が設けられ家族連れでも安心して

釣りが出来るようになってます。

帰宅後妻に教わり、妻の三徳包丁で下拵え。

25cm前後のアジ2尾は3枚下しに。

なかなか難しいですね。

その他はゼンゴとはらわた、エラを取って素揚げに。

塩振ってそのまま頭から食べても美味い。

南蛮漬けもまた美味。

 

 

その後11月の初めにも同じ漁港でアジが入れ食い。

ここはヒラメも釣れるらしいので予備の竿で

アジの泳がせ釣りに初挑戦。

泳がせは置き竿にしてまたアジ釣りを再開。

すると置き竿の竿先に付けてた鈴が鳴ってる・・・

見ると竿先がぐんぐん曲がってる。

慌てて駆け寄るも竿がひゅんと持って行かれました。

マジっすか???

ヒラメなのかスズキなのか、はたまた時々上がってると

噂のヤズ(ブリ)なのか・・・

タックル1式が持って行かれたのはかなり痛いが

なんかワクワクしてきた。

帰宅後大きめのアジは前回のあとに購入した

左利き専用の出刃包丁で3枚下しに。

ウ~ン、まだまだ経験が必要ですね。

 

 

小遣いはたいてタックル1式を購入して11月下旬に

同じ漁港へ釣行。

この日は小雨交じりであいにくの天候。

ようやく釣れたアジをまた泳がせ釣り。

今度は竿をロープで繋ぐ。

ポツポツといた釣り人も日没とともに帰って私一人。

風雨が強くなり帰り支度をしようとした瞬間!

鈴が鳴ってる?

振り返ると竿先がぐんぐん曲がってる。

この前と同じだ!

飲み込む頃合いを見はかり緩めていたドラグを

締めて合わせを入れる。

掛かった!

竿を立てるもどんどん引き込まれる。

ラインが切れないよう慌ててドラグを緩める。

右へ左へそして沖の方へ走りまわる。

これはヒラメではない気がする。

竿を立てリールを巻いては走ってラインが出る。

格闘が10分ぐらい続いてようやく姿が見えました。

スズキ?ヤズ?

もうすっかり日が暮れて頭に付けてあるライトでは

はっきりと特定出来ず。

魚もくたびれて走らなくなったのでタモを投入。

ところが海面に届かない・・・

そうだ、この防波堤は満潮時でも海面まで5m程

あるんだった。

手持ちのタモは4.5mぐらい。

周りに人ひとり居ない状態。

いろいろ考えてやってみようとしたが

うまくいかず。

そりゃそうだ、届かないんだもの。

竿を持つ腕も痺れてきた。

こうなりゃ無理を承知で抜き上げるしかない。

せーのーどりゃー!

 

プツン

 

ハリスが切れちゃいました。

 

あーあ

 

しばし放心状態でしたが

雨脚が酷くなってきたので周りを清掃して撤収。

再戦を誓い漁港を後にしました。

 

つづく…

 

波止から夕陽を望む

 

久しぶりの釣りで…

釣りを再開して1年、ようやく面白くなってきました。

 

小学生の頃父に連れられ家の近くの小川でウキ釣りを

したのが始まりで、その後高校生の頃には友達と

自転車で山を登り渓流釣りに行ってました。

 

海釣りは25年ぐらい前に当時の勤務先の先輩に連れられ

行ったのが最初かな?

その先輩がクロダイ(チヌ)専門だったため、

私も同じような竿やリールに仕掛け、

そしてフローティングベスト、磯靴などを購入。

結局2年足らずで退社したため道具だけは立派で

釣果は全く駄目でした。

クロダイどころかメジナ(クロ、グレ)も釣れず仕舞いで

持ち帰ったのはアジぐらいだったと思う。

 

退職後は行く機会が無くなり、次に行ったのは

息子が小学3年ぐらいの頃。

私が父に教わったように息子へと。

川釣り用の竿と仕掛けを2本分購入して

息子を連れて近くの河川へ行きました。

が息子は興味示さず。

1年後に海釣りにも連れて行きましたが

全く興味なし。

まあ性格もいろいろ、興味を持つ時期もいろいろ。

そのうちまた誘ってみようと思っているうち

私が忙しくなって結局行かず仕舞い。

 

その後は今から12年ぐらい前かな?

娘が小学3年ぐらいで川釣りに誘って連れて

行ったら喜んで。

それから何回行っただろう。

朝5時に2人起きて一緒におにぎり握って。

 

その1年後の夏に娘を初めて海釣りに連れて行きました。

サビキ釣りでアジゴが入れ食い状態。

絡まった糸を解いているとアジに食いついた

ヒラメが釣れて。

 

その後仕事がまた忙しくなり鬱が発症するなどで

釣りのことは頭から抜け落ちてました。

 

そして

昨年の秋に愛猫コロンが旅立ってしまい、

何も手につかない状態でしたが意味も無く倉庫を

整理してたら釣り具を発見。

久しぶりに釣りに行こうと。

昨年の11月から今年の2月ぐらいは道具が使えるか

のテスト。

いい竿は使えるが安かったモノはガイドがボロボロ。

リールも同じく。

巻いてあった道糸はさすがに駄目でした。

道具や仕掛け、フローティングベスト等新調して

ようやくちゃんとした釣りが出来るようになったのは

今年の4月頃。

月1~2回の釣行でいろいろと試すも持ち帰れる魚は釣れず。

自然が相手なのでしょうがないと自分に言い聞かせ、

自然の中では自分はちっぽけな存在なんだなと。

 

魚影が濃いと言われているのと行きやすいことを理由に

福岡市の西側の糸島半島佐賀県唐津呼子

漁港にある防波堤に行ってました。

しかし近年は魚が少なくなったと地元の漁師さんが

言うようにあまり釣れてる様子じゃない。

どこもそうなのかなあ…

 

つづく…

 

糸島の波止より朝日を拝む

 

娘の帰省。。

先日、3月下旬以来約4ヶ月半ぶりに娘が帰省。

短い期間でしたが家族4人が揃いました。

お盆の期間は今年は私が仕事なため早めに実家へ。

母に孫の元気な笑顔を見せ、

一緒に父の遺影に手を合わせる。

 

 

やはり女同士、カミさんが嬉しそう。

一緒にキッチンでおしゃべりが続く。

久しぶりに賑やか。

家族4人で囲む食卓も嬉しいね。

台風のため部屋干ししてる4人のパンツがまた

家族が揃ったことを物語ってる。

(画像はセンシティブな内容につき・・・笑)

 

バイトがあるため1週間足らずの帰省。

出勤前に博多駅まで車で送る。

見送りはカミさんに任せ、「元気で過ごせよ」と

一声掛けて仕事に向かう。

 

元気もらったが行ってしまうとちょっぴり寂しいね。

まあそんな気持ちを持てないくらい仕事で

いろいろあるが(笑)

カミさんはやはり寂しそう。

しかし慣れるしかない。

 

それにしても帰省してこちらで台風、

戻ってあちらで台風とは娘も持ってるね。

無事を祈る。

 

次は4ヶ月半後の正月か。

いろんな人と出会い、学び、育ててもらえ。

失敗を恐れるな。

やらずに後悔するよりやって学べ。

 

さあ私も気持ちに一区切りつけて

SNSや模型を再開しよう。

どのキットをどこまでやってこれから

どうしようとしてたか思い出すとこからだ。

 

 

はて?

作りかけの飛行機のキットの中に車のハンドルが

あるがどのキットから紛れ込んだ???

 

長いトンネルでした・・・

久しぶりの更新となりました。

しばらく体調不良、というか精神的に落ち込んでました。

昨年の秋に配置転換でやってきた職場リーダーと

相性が悪いようで・・・

気分転換も含めての京都旅行だったのですが、

その後は勤務形態変更で職場内が大混乱。

私は月の勤務の約8割が夜勤という・・・

疲労が重なりイライラもMAXで感情のコントロール

難しい状態が続いてました。

模型を楽しむ余裕もなく休日は横になって

天井を見つめる時間が大半。

SNSも出来ない状態。

この年になってこの時間が空しくやるせなくて。

いっそのこと会社を辞めようかとも思いましたが、

娘の学費を稼がなくてはならない。

カミさんに、もしもの時に生命保険はいくら出るのか

聞きましたが今は少ないんですね。

少なくともあと4年は稼いでこなければならない。

職場も新しいリーダーのもと、若手が中心と

なってきてるということ。

蚊帳の外は少し寂しいが老兵は黙って耐えるのみ。

長いサラリーマン生活、それなりに頑張ってきた

つもりだ。

会社のため、それがひいては家族のためになると

自分に言い聞かせて。

今まで沢山の定年退職者を見てきたが、そういえば

皆さん一応に寂しそうに去って行かれた。

そういうことだったんだな。

私もその日が来るまで与えられた任務を黙々と

こなすだけだ。

それ以上でもそれ以下でもない。

残された時間は短い。

鬱状態の時間を出来る限り減らし少しでも楽しいと

思える時間を過ごそう。

そう気持ちを切り替えられたとき、やっと模型を

やろうという気になりました。

 

この年でなおこんな状態になるとは・・・(笑)

 

京都観光へ。。

娘の大学入学式に出席がてら観光をしてきました。

娘がこれから住むことになる町、環境も見ておきたかった。

1週間ほどカミさんが滞在して家具などを一緒に見て

買いそろえていくとのことでもう任せます。

私は観光スポットへ。

時間が限られているためメジャーな所数カ所を回ります。

まずは晴明神社へ。

陰陽師安倍晴明公を祀る神社で魔除け、厄除けにご利益が。

娘を災厄から護って下され。

 

その後、京都御苑へ。

御苑内にある京都御所では宮内庁職員による

ガイドツアーに参加。

歴史的建築物を見て回りました。

ここは蛤御門。

歴史好きの方はピンときますね。

幕末に長州藩会津、薩摩、桑名藩との間で

激戦があった場所です。

俗に言う「禁門の変(蛤御門の変)」。

門のあちこちに鉄砲の弾痕らしき穴があります。

 

次はユネスコ遺産登録されている二条城へ。

徳川家康が西日本の大名に築城を命じ、

1603年に完成した徳川幕府の威光を示した城ですね。

唐門は重要文化財に登録されています。

1867年に15代将軍徳川慶喜が二条城二の丸御殿にて

大政奉還」を表明したことは有名ですね。

ここで徳川幕府は幕を下ろしました。

まさに徳川幕府の栄枯盛衰を見守ってきた城です。

 

そこから今度は近江屋跡へ。

1867年に坂本龍馬中岡慎太郎が暗殺された舞台ですね。

商店街の通りにひっそりとありました。

 

さらにそこから八坂神社に参拝して円山公園へ。

坂本龍馬中岡慎太郎の像と対面してきました。

 

その後「ねねの道」「維新の道」を通って

京都東山霊山観音へ。

 

そして一番行きたかった霊山護国神社へ。

こちらにも坂本龍馬中岡慎太郎銅像があります。

その横にはお二人のお墓がありました。

明治天皇が国のため命を捧げた志士達を弔うために

建立した神社。

ほんとうにたくさんのお墓があります。

この方々のおかげで今の日本があると考えると

自然と頭が下がります。

 

そして龍馬と慎太郎の葬儀が執り行われたという

霊明神社へ。

霊山護国神社が建立されるまでお二人のお墓は

こちらにあったようですね。

「龍馬坂」はひっそりとして

日本の行く末を見守ってるようでした。

 

土日も重なり京都市内は観光客で賑わってました。

海外からの観光客も多いですね。

京都は日本を代表する観光名所だと改めて思いました。

今回は日本の未来のために命を捧げた「志士」をメインに

回りましたが、次に来る際は忠義に命を懸けた「義士」の

遺構も見て回りたいですね。

定年後に数日掛けて見て回りたいなあ。

 

 

過密日程での観光でしたが、帰宅後は心地よい疲れでした。

しかーし、その心地よい疲れが残ったまま連続夜勤に突入。

一日休みを挟んでまた夜勤。

今月の勤務の8割は夜勤という罰ゲーム?みたいな。。

娘が側に居ないことでの寂しさを全く感じさせない忙しさ。

しばらくSNSも出来ないくらい疲れてました。

ここにきて少し落ち着いてきたかな。

 

とはいってもこの後また夜勤っす。。

娘の進路決定・・・

娘の進路がようやく決まりました。

 

いろいろと、ほんとにいろいろとありました。

しかしそれもこれも娘の成長に欠かせないもの

だったんだろうなと。

 

歴史ある高校へ入学直後に不登校に陥り

毎日泣き暮らした半年。

退学後バイトしながら通信制の高校へ。

同級生より1年遅れでの大学受験。

結果は全て不合格。

自分の学力がどの程度かわからなかったためと

自己分析。

本人の希望で予備校に1年通って再度挑戦。

見事合格を勝ち取りました。

幼い頃から黙々と努力する性分。

私は口出しせず静かに見守るだけでした。

その分カミさんは大変でしたが。

 

同級生からは2年遅れとなりましたが、

なあにたいしたことじゃない。

社会に出るまでにいろんなことを経験すればいい。

 

受験勉強のため出席しなかった成人式。

せめて晴れ着姿を写真館で撮ろうと提案。

最初は躊躇ってた娘も、

家族写真も一緒に撮ろうとの提案に頷く。

 

当日は家族4人で予約していた写真館へ。

いつもはカメラを向けると仏頂面になる息子も

スタイリストさんに髪をセットしてもらい

カメラマンに「息子君かっこいいね~」と

持ち上げられまんざらでもない感じで(笑)

写真は後日に選択してさらに後日受け取ることに。

 

そして愛猫コロンの納骨先のお寺で

「春のペット合同慰霊祭」に家族で参列。

お経をあげてもらって手を合わせたことで

一区切りついた気持ち。

 

そして昨日今日と実家に帰省し合格の報告。

亡き父の遺影に手を合わせてきました。

 

帰りの車中でいろんな話をし、笑って・・・

こんな時間が永久に続いて欲しいと心底思った。

 

4人家族から一人が巣立っていく。

社会に出しても問題ないよう育てたと自負はある。

自分の人生、大いに羽ばたけと心から思う。

 

残り2週間、考えないようにしている自分がいる。

もうすぐ娘が側にいない生活が始まる。

まあ、すぐに慣れるだろう。

離れていても家族だ。繋がっている。

なあに、仕事が忙しく寂しさを感じる暇もないさ。

 

さてとカウントダウンが始まったぞ。

大丈夫、平常心だ。

あとは手続きを淡々とこなしていくだけだ。

まあ、全く問題ない。

父親として出来ることはやった。

あとは娘次第だ。

 

全く手につかなかった模型製作を再開するか。

そうだ、何気ない日常をカメラに捉えるか。

なんか3月末まで忙しいようだ。

まあ、最後の日まで悔いなく楽しく過ごそう。