世界のサッカーが変わろうと・・・

2018FIFAワールドカップロシア大会もいよいよ残り2試合ですね。

ベルギー代表vsイングランド代表の3位決定戦に

フランス代表vsクロアチア代表の決勝。

 

今大会もこれまで数々のドラマがありましたね。

前回大会の覇者、ドイツ代表のグループリーグ敗退。

繰り返された、優勝候補筆頭のブラジルの悲劇。

無敵艦隊、スペイン代表の落日。

そもそもイタリア代表とオランダ代表が出れなかったことが驚きでした。

スーパースターも失意のうちに今大会を去っていきました。

クリスティアーノ・ロナウドリオネル・メッシイニエスタ・・・

 

ここまで観てきて感じたことを書きます。

といっても全試合きちんと観たわけではないのですが(笑)

サッカーの質というかスタイルが変わってきてますね。

 

2008年の欧州選手権、2010年のワールドカップ南アフリカ大会、

2012年の欧州選手権を制したスペイン代表。

そのスタイルはショートパスを繋いで連動して相手を崩していく

’ティキ・タカ’と呼ばれるポゼッション・サッカー。

独特のリズムで我々ファンを魅了しました。

ドイツ代表も圧倒的なポゼッションで相手を崩すサッカーでしたね。

しかし両チームとも、特にドイツ代表は見せ場を作れず敗退。

完全に守りに入った相手に攻めあぐねているところを、

カウンターでやられました。

大番狂わせは偶然でなく必然な気がします。

圧倒的なポゼッションでパスを繋いで相手を崩そうとしても

相手が引いて追ってこなければ崩しようがありません。

打開しようとしてサイドチェンジする球を狙われカウンターを喰らう。

徹底した守備でのカウンター狙いは観てても面白くありません。

しかしポゼッション・サッカーに対抗するには効果的です。

一世を風靡したスタイルが過去のものとなりつつあります。

代わりに台頭してきたジェネレーションはスピードでしょうか。

中盤でのパス回しをできるだけ省略し縦へ。

前線或いは2列目のスピードのある選手が抜け出す。

ある意味時代と逆行するような感じですが、

今までにないようなスピード・サッカー。

まさに今のフランス代表ではないでしょうか。

アルゼンチン代表との一戦はジェネレーションを感じさせるものでした。

準決勝のベルギー代表との一戦は一転守備に徹しましたね。

アルゼンチン戦のような追いつ追われつの展開を期待してたのですが、

したたかさを見せつけられました。

ベルギー代表は中盤のアザール、デ・ブルイネが躍動するも

前線のルカクが徹底的にマークされ苦しみました。

試合後にベルギー代表の選手がフランスの戦い方に

アンチ・フットボール!」と語気を強めて言ってましたが

気持ちはわかります。

しかしこれもフットボール

準決勝のもうひと試合、イングランド代表vsクロアチア代表の一戦。

これはもう白熱しましたね。

サッカーの母国イングランドは昔から変わらずロングボール中心。

大きな体をいかしてのセットプレーからの得点は群を抜いてました。

対するクロアチア代表も攻撃陣の迫力は負けていません。

クロアチア代表は決勝トーナメントに入って3戦全試合で延長戦に突入。

最後は執念、精神力でクロアチアに軍配が上がったようでしたね。

疲労が決勝戦に影響しなければよいのですが。

クロアチア代表の中盤に君臨するモドリッチのタクトさばきが勝るか、

フランス代表の若きスピードスターが時代を塗り替えるか。

世紀の一戦は15日24時から。

 

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レ・ブルー、フランス代表

 

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東欧の雄、クロアチア代表

 

その前に3位決定戦は14日23時です。

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赤い悪魔、ベルギー代表

 

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サッカーの母国、イングランド代表

敗退したドイツ代表に思う事・・・

決勝トーナメントに入って激闘が続いていますね。

これからが本当のワールドカップです。

 

日本代表のポーランド戦での試合運びで賛否両論が沸き起こってますね。

ある国ではファンが5人集まると5人の監督が出来ると言います。

「俺が監督だったら・・・」と皆が皆、違う戦術・戦略を主張するのです。

賛否両論はある意味いいことだと思います。

またあの一試合だけで結論付けることは出来ません。

これからの決勝トーナメントではリスクを恐れていては勝てません。

サムライとして立ち向かっていく姿を皆で応援しましょう!

 

いきなり好カードでしたね。

フランスvsアルゼンチンはビューティフルゴールの応酬!

打ち合いの末、4-3でフランスが激闘を制しました。

ウルグアイvsポルトガルは死闘の末、

2-1でウルグアイが勝ち進みました。

アルゼンチンの至宝メッシも、

ポルトガルの英雄クリスティアーノ・ロナウドも大会を去ることに。

二人とも数々のトロフィーを掲げてますが、

4度目のワールドカップ出場も栄光を手にすることなく去っていきました。

スペインも負けたようですね。

一時代を築いたチーム、スーパースターが

時代の波に飲み込まれたような感じですね。

確実に新しい波が押し寄せている。

フランス、レ・ブルーの背番号10を背負うムバッペは19歳!

大会前から注目選手でしたが末恐ろしい逸材です。

ミシェル・プラティニジネディーヌ・ジダンに続く10番の系譜。

これからどんな活躍を魅せるか楽しみです。

 

と、ここで実は書きたいことが。

前大会(2014年ブラジル大会)優勝国のドイツが

まさかのグループ予選最下位で大会を去りました。

私はサッカーを始めたころに

初めてワールドカップをテレビで観たのが西ドイツ(当時)代表の試合でした。

白と黒のユニフォームがカッコよくて。

その後、録画で過去のワールドカップを観るのですが、

フランツ・ベッケンバウアーのプレーにしびれました。

リベロというポジションを定着させたプレーヤーであり、

優雅な身のこなしと紳士的なプレーで皇帝(カイザー)と呼ばれています。

1966年イングランド大会での決勝、

イングランドとの延長戦の末涙を飲みました。

1970年メキシコ大会では準決勝でイタリアと死闘。

ベッケンバウアーは後半に右肩を脱臼するも

腕をテーピングで固定し最後までピッチに立ち続けました。

シーソーゲームの点の取り合いは延長までもつれ込むも

最後は力尽き大会を去ります。

1974年西ドイツ大会は主将として母国を優勝に導きました。

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フランツ・ベッケンバウアー引退後、西ドイツを引っ張ったのが

カール=ハインツ・ルンメニゲ

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鋼のような体でドリブルする姿はまさに「ゲルマン魂の権化」。

不屈の闘志でチームを引っ張りました。

1982年スペイン大会では決勝でイタリア相手に涙を飲みました。

1986年メキシコ大会では決勝で

ディエゴ・マラドーナ率いるアルゼンチンに敗れました。

ルンメニゲの後にチームを引っ張ったのがローター・マテウス

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1990年イタリア大会で決勝の相手は、

前大会決勝で敗れたディエゴ・マラドーナ率いるアルゼンチン。

天才マラドーナを封じ込み見事に優勝。

因みに1986年と1990年の西ドイツ監督は

フランツ・ベッケンバウアーでした。

1994年アメリカ大会、1998年フランス大会は

ドイツ統合等が影響したのかベスト8止まりでした。

21世紀に入ると新しい力が台頭。

GKオリバー・カーンが気迫のこもったプレーでチームを引っ張ります。

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2002年の日韓共同開催の大会では決勝でブラジルと対戦。

ブラジルの怪物ロナウドの活躍で涙を飲みます。

2006年ドイツ大会ではミヒャエル・バラックがチームをまとめます。

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知的でインテリジェンス溢れるプレーは

ベッケンバウアーとも比較され「小皇帝」とも。

旧東ドイツ出身の初のキャプテンとなりました。

2006年大会は3位にチームを導きました。

バラックの後はフィリップ・ラームがチームをまとめます。

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彼の献身的なプレーはチームを安定させ、サイド攻撃でチャンスを作りました。

2010年南アフリカ大会では優勝国スペインに準決勝で敗れ3位になっています。

そして2014年ブラジル大会では強豪フランスを準々決勝で下し、

開催国ブラジルを準決勝で7-1で粉砕、

決勝ではメッシ率いるアルゼンチンを下し優勝。

 

大会後、ラームは代表引退を発表。

ドイツ代表チームは圧倒的ボール支配率と決定力で

リーダー不在でも勝ち続けました。

2018年大会の欧州予選でも負けなし。

死角は無いように見えました。

 

しかし大会直前の強化試合では一転して低調なパフォーマンス。

それでもゲルマン魂が最後に、と淡い期待を胸に大会に突入。

その期待も虚しくグループ予選一戦目で

メキシコに押し込みながらも速攻から点を取られ敗北。

2戦目も圧倒的にボールを支配しながら辛くもスウェーデンに逆転勝ち。

3戦目韓国戦は勝つことが絶対条件で得失点差も考慮しなければならない試合。

韓国を圧倒するボール支配率も26本のシュートを外し、

前がかりになったアディショナルタイムに2失点。

失意のグループリーグ最下位での敗退となりました。

 

なにがドイツ代表に起こったのか。

いろんな意見、見方があると思いますが、

結果を出した大会には必ずチームを引っ張るリーダーがいました。

今大会はそのリーダーがいなかったように思います。

チームに嫌なムードが漂うと叱咤激励するリーダー。

闘志むき出しでボールを追っていく姿を見せるリーダー。

優秀な選手が多いドイツの課題はリーダー育成なのかもしれません。

 

日本は長谷部がリーダーとして君臨してますね。

常に冷静な状況判断が出来、チームに指示を出せるリーダー。

先ずは明日深夜3時からのベルギー戦。

 

仕事がすんなり終えるかがカギか(笑)

日本代表一次リーグ突破!

先程、ワールドカップサッカーロシア大会の

日本対ポーランドが終了しました。

試合は0-1で負け。

しかし同じグループのセネガルも負けたため、

勝ち点差、得失点差は同じものの

フェアプレイの差(警告カード枚数)で

一次リーグ突破が決定。

 

試合はというと、引き分け以上で一次リーグ突破が確定する日本。

前の2戦から先発6人を代え、

フォーメーションも4-2-3-1から4-4-2に変更。

前の2戦、結果は残すも出来そのものは良いとは言えなかった。

にしてもこの先発入れ替えの意味は何だったのか。

機能していた香川ー乾のホットライン。

結果を残し相手への脅威になる大迫。

この3人を外した意味が理解できない。

 

主導権を握るも相変わらず詰めが甘い。

ポーランドもガチガチこないので日本も球離れが悪い。

守備はカウンターであわやの場面も。

前の試合で痛恨のミスを犯した川島がビッグセーブを見せる。

前半は0-0で折り返す。

後半14分セットプレーから先制を許すと

その後はパスミスが目立つ。

明らかに動揺している。

そんな中、もう一つの試合でコロンビアが先制。

このままだと上記の差でセネガルを上回り、

日本は一次リーグ突破が決まる。

残り10分を残して控えに回っていた長谷部をピッチに送る。

FWに代えて守備的MFをなぜここで?

すぐにわかりました。

長谷部の指示のもと、最終ラインでパスを回して攻めない。

このまま0-1で終了するという算段。

それにはあくまでこのままセネガルの負けが前提。

最後の10分は攻めず最終ラインで球回し。

ポーランドは1点リードのため無理して追おうとしない。

そのまま0-1でタイムアップ。

その後、他会場のセネガルも0-1で負けたため

日本の一次リーグ突破が確定。

一次リーグ突破は嬉しいものの

積極的に闘うことをせず、セネガルの負けに賭した。

もしセネガルアディショナルタイムに1点入れていたら、

日本の一次リーグ敗退が決定していました。

積極的に点を取りに行かなかった西野ジャパンに

「感動をありがとう!」と言えますか?

空港で「よくやった!」と労いの言葉を掛けれますか?

結果オーライ!でいいのでしょうか?

 

海外メディアは早くも今大会の珍事として報道しています。

 

決勝トーナメントでは本来のサムライの姿を見せて欲しいものです。

2018ワールドカップサッカーロシア大会がもうすぐ開幕!ー追記ー

いよいよ今月14日に開幕する、

「2018FIFAワールドカップサッカーロシア大会」。

楽しみでワクワクしています。

自国の威信と名誉を懸けた熱い闘いが1ヶ月繰り広げられます。

今回はどんなドラマが生まれるのでしょうか。

来月7月15日の決勝まで寝不足が続きそうです。

 

 

注目のスター選手は、

グループBのポルトガルの絶対エース、クリスティアーノ・ロナウド

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日本でもCMでお馴染みですね。

バロンドールなど数々のタイトルを受賞。

2016年の欧州選手権ではポルトガルを優勝に導きました。

33歳とこの大会が最後となる可能性大で

唯一手にしていないワールドカップのトロフィーを掲げたいところ。

異次元の彼に周りの選手がどこまでついて行けるかがカギか。

 

 

グループDのアルゼンチンの至宝、リオネル・メッシ

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メッシもCMに出てますね。

彼もバロンドール等数々の賞を受賞。

クラブでは何度もタイトルを獲ってますが代表では無冠。

30歳でこの大会が最後になる可能性もあり。

ロナウド同様悲願のトロフィーを手にすることができるか。

タレントに恵まれたアルゼンチンだがまとまりが課題か。

 

 

グループEのブラジルのエース、ネイマール

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前回ブラジル大会で母国優勝の夢を背負って闘うも準々決勝で負傷。

出場出来なかった準決勝でブラジルはドイツに1-7で敗退。

ブラジル国民が悲嘆にくれる屈辱の母国開催大会となりました。

その雪辱を胸に挑む今大会。

優れた選手が多く常に優勝候補筆頭である重圧を跳ね返すか。

 

グループFのドイツのトニ・クロース

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前回優勝の立役者。

彼の精密機械のような長短自在のパスが多くのチャンスを演出。

ドイツは若手とベテランが融合し、ブラジルと共に優勝候補筆頭。

 

グループBで奇しくも隣国ポルトガルと戦うことになった

スペインのイニエスタ

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2010年南アフリカ大会の決勝戦で決勝ゴールをあげました。

今大会後、一筋だったバルセロナFCから

Jリーグヴィッセル神戸に入団が決まってます。

 

他にも注目選手は沢山いますが、

わが日本代表はと言えば・・・

怪我から復調しつつある香川、本田、長友がチームの柱となりそう。

 

復調しポテンシャルを発揮出来れば・・・

香川にはそんな期待を持たせるものがある。

本田はスピードが無くブレーキとなってしまう可能性があるが、

常にチームに緊張感を持たせるその存在感が選考理由か。

長友はチームのダイナモとして必要不可欠と私は考えます。

大会直前によもやの監督交代で驚きましたが、

前任のハリルホジッチ監督も予選突破は果たすものの、

いまいち戦術がはっきりしない。

良くも悪くも常連の海外組選手次第だった。

その常連海外組の選手でなく若手を重用しだしての突然の解任。

その意味を、後を引き継いだ西野監督が分からないはずがない。

西野監督が出した答えはサプライズ無し。

もともと西野監督は冒険をしないタイプですので予想は出来てました。

とはいえ、日の丸を背負い闘うのですから応援しなければ。

日本代表はこの後、

6月8日にスイスと同12日にパラグアイと強化試合を行い大会へ。

グループHでの大会初戦は19日にコロンビア。

24日にセネガル、28日にポーランドとなります。

このグループで2位以上でなければ決勝トーナメントに進めません。

 

では対戦相手を見てみます。

コロンビアとは前回2014年大会でも同グループで1-4で敗れています。

コロンビアにはハメス・ロドリゲスというスター選手がいます。

他にも素晴らしい選手が多く日本が勝利するのは至難の業でしょう。

 

セネガルは中心選手がヨーロッパのリーグで活躍しており、

決して侮れる相手ではありません。

先日、日本代表が大会に出れないガーナに敗れたように

日本はアフリカのチームに弱い。

前回大会同じグループだったコートジボアールに逆転され敗れてます。

身体能力の差でしょうか、スピードについていけない。

組織力としては決して劣っていないのですが。

 

グループ最終戦ポーランド

ポーランドには世界屈指のストライカー、

ロベルト・レヴァンドフスキーがいます。

所属するクラブ、バイエルン・ミュンヘンでは

途中出場して9分で5ゴールを記録したことがあります。

日本はこの選手を抑えることが出来るかが勝負の分かれ目になる。

 

なんだ、勝ち目無いじゃん・・・

ではなく可能性はゼロではない!

選手は最後まで諦めず勝ちを信じて闘います。

私達も最後まで応援していきましょう!


2010年W杯南アフリカ大会 日本代表ハイライト

 

頑張れ、サムライたち!

 

 

GOOD TIME

息子の離職、娘の不登校

入院している親父の症状の悪化。

色々とあるが仕事に打ち込むことで何とか心の張りを保っていた。

深夜に帰宅するも眠れず、睡眠薬も効果ない。

朝は出勤時間ギリギリまでベッドから起きれず。

疲労が蓄積されていくのが自分でもわかる。

好きな音楽を聴いて自分を奮い立たせる。

そんな毎日を何とか凌いでいた。

 

本人も不登校の原因がわからない笑顔の消えた娘。

そんな娘を焦らず、焦らせず見守っていこうと決めていた。

 

しかし、その日は音楽を聴いても何も感じなくなっていた。

どうしようもない憤り、制御できなくなった感情。

笑顔の無い娘に「どうしたいんだ?」と。

表情が曇る娘。

凍り付いた表情の妻。

自室に閉じ籠った娘を追いかけて話す妻。

戻ってきた妻が「もう少し言い方に気を付けて」と。

「どういえば心に響くんだ?」と言い返す。

その後口論となるも私の性格を知る妻が引き下がる。

 

砂を噛むような苦い思いが胸に込み上げて仕方がない。

その夜はほとんど眠れず出勤。

弱り目に祟り目とはこういうことか。

出勤早々トラブル続きで休む間もなく一日が終わっていく。

気が付けば深夜、妻も娘も寝静まっている。

シャワーを浴びてベッドに倒れ込むも今夜も眠れない。

次の日も次の日もやるせない思いだけが募る。

 

 

いつものように深夜に帰宅、明日は休みだ。

疲れているにも関わらず今夜も眠れそうにない。

そんな目に飛び込んできたのは

今年3月に手に入れるもまだ観ていないDVD、

ASKAのコンサートツアー『GOOD TIME』。

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テレビを点けてDVDをセット。

家族は寝ているのでヘッドフォンをする。

最初ワクワクするも始まると麻痺したように何も感じない。

しかし大好きな曲「月が近づけば少しはましだろう」が

流れ出した途端、押し殺していた感情が噴き出す。

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魂が震えるとはまさにこういうことなんだ。

ASKAの歌声に集中する。

曲が進むにつれ、いろんな気持ち、感情が開放されていく。

ラストの「けれど空は青~close friend~」では、

涙が止めどなく流れ落ちる。

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そうだ、この感覚。

「感動する」

この感動するということがなくなっていた。

 

いろんなことから必死に感情を制御しようとしていた。

しかし無理に押さえつけた結果、制御不能に陥っていた。

 

感情を制御することは大事である。

しかし同時に開放することも大事であるということ。

分かってたつもりでも自然と自分を追い込んでいた。

 

気付かせてくれたのはASKAの歌声。

魂の籠った歌声が私を救ってくれた。

 

これからにとって、

この夜は間違いなく『GOOD TIME』だ。

燃えよ剣

カミさんの誕生日が近く、母の日も近いということで書かずにいましたが、

5月11日は新撰組副長、土方歳三の命日でした。

4月25日は新撰組局長、近藤勇の命日。

5月30日は新撰組一番隊組長、沖田総司の命日。

3人とも春に命を落としているのですね。

 

近藤勇土方歳三武蔵国多摩郡の農家の生まれです。

沖田総司陸奥国白河藩藩士の次男として生をうけています。

江戸時代は士農工商などの身分制度により、

嫡男以外は「部屋住み」の冷や飯食い。

そんな彼らは試衛館という道場で剣を学びます。

時は幕末。

尊王攘夷、倒幕運動が京都を中心に渦巻きます。

京都の治安維持にあたる京都所司代町奉行だけでは

防ぎきれないとみた幕府は、幕臣からなる「京都見廻組」と、

浪士(町民、農民含む)で結成された「浪士組」を京都に送り込みます。

京都見廻組」が正規組織であるのに対し、

「浪士組」は非正規組織という身分でした。

 

江戸で募集された「浪士組」に試衛館の3人も含まれていました。

京都に到着早々思想の違いから分裂し、「壬生浪士組」を結成。

京都守護職松平容保から京都市中の警備を任せられます。

文久の政変で警護にあたった「壬生浪士組」は

その働きを評価され隊名を「新撰組」と拝命されます。

警備をしながらも内紛が相次ぎ、

暗殺、切腹、逃亡などが繰り返され試衛館派が組を掌握し、

近藤勇を頂点とした組織が整備されました。

長州藩土佐藩尊王攘夷派の志士が京都の旅館「池田屋」で

新撰組に襲撃をうけた「池田屋事件」は有名ですね。

9名を討ち取り、4名を捕縛。

その後も京都市内で攘夷派の志士の討ち取り、捕縛は続きます。

一方、新撰組内でも思想の違いから脱退した元隊員を暗殺したり、

逃亡を企てた者に切腹させたりとその歴史は血塗られたものです。

近藤勇の下、鬼の副長として土方歳三が隊を引き締めます。

新撰組は幕府から幕臣として取り立てられます。

 

そんな中、薩長同盟が締結。

締結に尽力、内戦を回避しようと奔走する坂本龍馬は暗殺され、

武力による倒幕を主張する薩長が京都に押し込みます。

時の第15代将軍、徳川慶喜は時勢を読み、大政奉還を決行。

これで江戸幕府は終焉を迎えます。

しかし、それを潔しとしない旧幕府軍は新政府軍と激突。

鳥羽・伏見の戦い戊辰戦争が始まりました。

新撰組旧幕府軍と共に戦うも敗退を余儀なくされます。

沖田総司結核のため戦闘には参加できず、江戸に後送されます。

新撰組の隊員もちりじりになりながら旧幕府軍と共に戦い、

敗走を続けます。

そんな中、近藤勇が新政府軍に捕まり処刑されます。

一説によると「武士」として切腹を願い出るも、

「武士」ではないとして斬首、その首は京都に晒されました。

近藤勇、享年34歳。

その近藤の死を知らぬまま、沖田総司結核のためこの世を去ります。

沖田総司の出生は定かでなく、享年24歳とも27歳とも説があります。

鬼の副長、土方歳三旧幕府軍と共に会津、仙台で戦い、

その後旧幕府軍の軍艦に乗って蝦夷地(北海道)へ向かいます。

五稜郭を占拠し、ここで新政府軍と激しい戦いが繰り広げられます。

そして運命の1869年5月11日。

新政府軍に包囲され孤立した友軍を助けに行くため、

わずかな兵を率いて馬上で指揮を執る土方歳三

その歳三の腹に一発の銃弾が命中して落馬。

歳三はその生涯を閉じたのでした。

土方歳三、享年35歳。

 

生涯人を殺さず、人を活かそうとした坂本龍馬

その対極と言える、人を斬りまくった新撰組

暗殺集団とも言われていますね。

しかし、その一人一人を見ると実に興味深い。

身分制度に抗い、幕末という荒波に翻弄され、

己の信ずるものへ執着するあまり時勢を見ることが出来ずに、

幕臣に取り立ててくれた幕府に、幕府亡き後も最後まで忠誠を貫き、

そして最後は武士より武士であろうとした青年達。

 

今の日本は、大志を抱き時代に翻弄され、

血と涙を流した多くの若者の命を土台にしている。

人を殺めることはもちろんいけないが、

生き方、生き様から学ぶことは沢山あると思う。

 

偉人と言われる人も、

名が残らぬ圧倒的多数の人も一生懸命生きてきた。

そして現代の我々も一生懸命生きることが大切である。

 

命燃えよ、燃えよ剣

 

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近藤勇国立国会図書館蔵)

 

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土方歳三国立国会図書館蔵)

男の引き際・・・

先日のボクシング、亀田興毅氏の試合について。

私の率直な気持ち、意見を書かせてもらいます。

読んでて不快に思われた方はすぐに閉じて下さい(笑)

 

1日限りの現役復帰。

ASKAのブログでも度々取り上げていたので、

日頃ボクシングを観ない沢山の方も注目していたと思います。

対戦相手は8年前にプロ初黒星を食らって

いろんな意味で亀田家の運命を狂わせたポンサクレック

 

ポンサクレックの年齢が40歳ということで出場資格が認められず、

公式戦でなくスパーリング形式での対戦。

ASKAが太鼓判を押す様に序盤から亀田興毅氏の動きがいい。

身体のキレがいいのはすぐにわかります。

対するポンサクレックにはキレがない、覇気がない。

2回に亀田興毅氏の左ストレートが入りTKO。

ポンサクレックも相手を褒め称えセレモニー終了かと。

ここでよもやの引退撤回宣言。

 

「まだやれる!」

そう自身も思ったのでしょう。

ローマン・ゴンザレスに挑戦するのも一つの生き方。

それを周りがどうこう言う事ではない。

ブランクがあるにもかかわらずあそこまで体を仕上げてきた事は、

並大抵の努力、忍耐では出来ないこと。

ボクシングにかける思いがそうさせたのでしょう。

 

と、ここで私の持論を。

先ず今回の対戦、亀田興毅氏にとっては大変意義のある対戦。

一方、ポンサクレックにとってはどんな意味があるのでしょうか。

本国タイで現役復帰をしているとはいえ40歳。

しかもタイトルがかかっていない試合。

ポンサクレックには闘う大義がないのです。

うがった見方をすればセレモニーに出演して怪我をする前にダウンし、

引き立て役となりお金を受け取り帰国。

 

セレモニーとして見れば男の花道を飾ったと。

しかし、プロボクサー同士のプロのボクシングとして見れば茶番。

皆さんはどう見、感じたのでしょうか?

 

ASKAがブログで必ず勝ちますと言ってましたが、

もう約束されていたことと思って観ていました。

「逆インタビュー」で出会い意気投合して、

亀田興毅氏を「言葉も丁寧で礼儀を知った男」と。

30過ぎの男なのでそれが当たり前ですよね。

出来てない男もいますが(笑)出来ているのが普通。

そもそも幼少の頃から父親がトレーナーとして厳しく指導、

父親の言うことを聞くいい子です。

基本はもちろん体に叩き込まれています。

ASKAが技術的なことを誉めていましたが、当然なことです。

 

私にはマスメディアに翻弄された境遇にASKAが自分を重ね、

手を差し伸べたように感じているのですが。

 

別に亀田興毅氏が嫌いなわけではないですよ。

今まで辰吉や竹原、畑山を応援して来ました。

彼らには漢としての魅力がありました。

私にはそれが亀田興毅氏には感じられない。

だからマスメディアの報道、バッシングを差し引いても

好きでも嫌いでもない存在。

ASKAがそう言うから応援しようという方もいるでしょう。

私は私の価値観で生きてるのでASKAASKA

 

亀田興毅氏は父親の影響下から外れた今、

ホントの意味で真価を問われる時期が来ているのだと思います。

思いが残ってるなら外野が何を言おうとやり通せばいい。

往生際が悪かろうともそれが己の道なら。

己を飾らず、本当の意味で漢として闘いに臨むとき、

きっと私も応援しているでしょう。