日本人としての矜持

あってはならないことが起きた。

参議院議員選挙演説中の安倍晋三元総理が

銃撃により命を落とされた。

犯人の動機は宗教団体への恨みとのこと。

これが仮に嘘だとしても真相が表に出ることは無いだろう。

日本は大きな柱を失った。

しかしメディアをはじめネットでも

その宗教団体との関わりのあったと思われる

政治家たちへ非難集中。

また国葬を是とするか否かの論争。

 

今、日本は岐路に立たされた。

55年体制が崩れても一向に進まない憲法改正論議

そして安保法制。

それらを自民党内の反対勢力を押さえて推し進めたのが

当時の安倍総理

北朝鮮による拉致事件を表面化するきっかけを作ったのも

若き日の安倍氏

 

第一次安倍政権は残念ながら自民党内の反対勢力によって

退陣に追い込まれた。(表面上は病気が理由)

しかし不退転の決意で臨んだ総裁選を再度制す。

その後国民は国を貶めた民主党政権を見限り安倍政権を選んだ。

国家観は若い頃から一貫して変わらず。

しかし第一次政権での失敗から学び、

「小異を捨て大同を取る」。

目指したのは美しい日本を我々自身が護るということ。

 

もちろん全ての人が同じ考えでは無い。

立場や信条によって評価は分かれるだろう。

特に選挙でことごとく負け続けた立憲民主党

日本共産党の議員、そして応援する方には憎き相手

だっただろう。

しかし死者を労る精神は無いのか。

国事に人生を捧げ、国事の最中での非業の最期。

このような方を国士と言うのではないか。

国事に身を捧げた国士を国葬で送ることに何の問題があろう。

国葬では各国首脳が日本に来ることになる。

ロシアのプーチン大統領も来ることになれば和平交渉も。

死しても世界に貢献することで日本はアジアだけでなく

世界のリーダーの一つとなりうる。

第二次大戦の戦勝国を常任理事とした国際連合とは違う

いくつもの枠組みのリーダーとして。

国葬に反対している方に大局は見えてるのか。

 

それにしても死してなおも叩くメディアや政治家は

日本人としての矜持はないのか。