隼
またまた久しぶりの更新となります。
今回も模型のお話です。
飛行機模型で再現したいシーンの一つが飛行状態。
子供の頃は脚が出ててプロペラが止まってても
手に持ってブーーーーンってやって満足でした。←ブンドド
しかし大人になった今では少しでも実物に近づけたい。
脚は引っ込めてプロペラは回って…
ところがプロペラ回転の再現が難しい。
以前はマイクロモーターを仕込んで
実際に回したこともあったのですが…
モーター軸に対するプロペラスピナー軸の芯出しが難しい。
芯がズレると回転がブレる。
斜めになるとスムーズに回転しない。
キレイに回転しても撮影が難しい等々
これは約1年前に製作したメッサーシュミットBf109G-6。
マイクロモーターを仕込んで
台座に電池ボックスとスイッチを設置。
苦労した割にはプロペラ回転の視覚的効果は…
変えればいいのかもしれません。
しかしもっと手軽に飛行状態を再現してブンドドしたい!
てなわけでこれもいろんな方が試されている方法を。
0.2mm厚の透明プラ板をサークルカッターで切り抜き。
ブレードが3枚なので回転方向にざざっと色を塗ってカット。
中心はスピナーの内径の分残しておきます。
あとは機体の方を製作。
アカデミーの1/72スケール
「カーチスP-40Bトマホーク」
このキットは安価ながら駐機状態と飛行状態が選べます。
パイロットと脚を収納した状態のパーツが付いてます。
キットの塗装見本は私のイメージと違ったので
私のイメージに合ったカラーを筆塗りしてます。
透明プラ板で作ったプロペラを取り付けて完成。
もう一機、実はこちらが主役です。
この本は40数年前、小学生の頃にお年玉で買ったものです。
この隼の美しい機影に憧れて。
この絞り込まれた胴体。
零戦とはまた違う美しさ、魅力を持った戦闘機ですね。
私はどちらかというと隼のほうが好きかも。
ハセガワ1/72スケール
「日本陸軍一式戦闘機 隼Ⅱ型」
このキットは駐機状態のみでパイロットもなし。
飛行状態にするにはタイヤを納めなければなりません。
タイヤを薄く削り込んで納めました。
脚柱カバーは足りない分をプラ板で追加。
パイロットは他のキットから流用。
同じくハセガワの1/72スケール
クルーなのですが頭の角度を変えてパテを盛って
パイロットらしく顔を整えました。
塗装は機体全体に缶スプレーのシルバーを。
機体上面はアクリルの緑と濃緑色を筆塗りして溶剤で混ぜ混ぜ。
デカールを貼り付け。
日の丸が入るとテンションが上がりますね。
アンテナ線とプロペラを取り付けて完成。
もう一つ小道具を作製。
手芸用の綿に缶スプレーで黒を軽く吹き付け。
息子のヘアスプレーを何度も吹き付けて固めました。
(後日…
息子「あれ?ヘアスプレーもうすぐ空じゃん。
最近買ったばかりなのに。お父さん使った?」
ちち「ああ、少しね。今度買うときはハードにし。」
息子「???」)
真鍮線を芯にしてトマホークに取り付け。
バルコニーにて撮影。
両機とも腹の内部にネオジム磁石を仕込んで
アームの先っぽに磁石を付けたスタンドに固定。
これぞ大人のブンドド!
プロペラもいろんな表現方法があるようですね。
これからもいろんな方の作品を見て
いろいろと試していきます。
今回は少年時代にインスパイアされた挿絵を再現。
フォロワーさんに画像のアームの消し方を教わったので
そちらも挑戦していきます。
そうすれば楽しみも倍増しそうでしょ?
これからもワクワクするようなことを
考え製作していこうと思ってます。