好きなように楽しく作る・・・
今年に入って落ち着いてプラモを作る時間がなく、
しかも作る気力もない状態が続いてました。
楽しみが無ければ仕事にも影響が出ますね。
というわけで無理しても少しづつ作ろうと。
ハセガワ模型の1/48スケールのスツーカ。
昨年のがらくた市で
デカール及び組立説明書が無いジャンク品として
格安で手に入れてました。
第二次世界大戦前半、連合国軍を恐怖に陥れた
ドイツ空軍の急降下爆撃機
「ユンカースJu87B-2スツーカ」
逆ガルタイプのウィングに主脚はスパッツ付き。
武骨ながらも美しい機体です。
基本塗装は上面2色の迷彩に下面はライトブルー。
今回はそれら史実や考証は抜きにして、
思い切った塗装で迫力重視の機体を作ろうと思います。
先ずは組立から。
仮組みして問題ないことを確認。
部分ごとに組んだ後はいよいよ塗装。
下地としてダルレッドを缶スプレーで塗装。
数日乾燥させてその上からサーフェイサーの
フラットブラックを缶スプレーで塗装。
ところどころに傷を入れて被弾痕を再現してみました。
ドイツ軍の識別マークの黒十字はマスキングして筆塗り。
バランスが悪く何度か修正を施してます。
その後、目の細かいスポンジヤスリで黒を軽く研ぎます。
下地の赤がところどころ見えるようになってきました。
次はサンドカラーのパステルを全体に。
粉末状のものを水で溶いて塗りつけます。
乾いたら筆で落としていきます。作業は新聞紙の上で。
パネルラインがくっきりとしてきました。
今回は「好きなように作る」がテーマなので
トレードマークでもある垂直尾翼の鉤十字はナシ。
その代わり他のキットの余ったデカールを貼り付けます。
古いデカールでちりじりになる可能性があるので
表面にニスを塗っておきます。
アンテナに0.4mm径の穴を開けてアンテナ線を通します。
老眼には辛い作業です。
あとからはめられるよう細工したスパッツにタイヤを装着。
最後に小物類を装着して完成。
思い通りにいった点、上手くいかなかった点ありますが
次に活かせる楽しい製作でした。
スケールモデルはどうしても史実は?運用は?となり、
手が止まってしまいがちです。
今回の様に「好きなように作る」という気持ちは
常に持っておきたいですね。
楽しい気持ちのうちに次のキットを開けましょうかね。