終戦の日と戦艦大和・・・

8月15日、73回目の終戦の日ですね。

先月から仕事が忙しくなり、人事異動、新たなプロジェクト等

何で今?的なことが重なって職場はカオス状態です。

おまけに職場の同僚が他職場の飲み会に行って食中毒。

結局、食中毒ではなく疲れからくる嘔吐?よくわからん状態で

1週間の休養だって、信じられん・・・

初盆のメンバーが二人いて優先的に休みを取らせてる中で。

 

まあ愚痴を言っても始まらない。

気が付くと終戦の日まで5日。

去年はタミヤの1/72「零式艦上戦闘機五二型」を作りました。

今年は何を・・・

押入れの中のキットを漁ります。

ありました、フジミの1/700「戦艦大和」。

しかし、時間が無い。

1/700の艦船模型は老眼には厳しいのです。

同時進行でハセガワの1/72「零式艦上戦闘機五二型」も作ることに。

接着や塗装の乾燥待ちの間にお互いに進めていきます。

睡眠不足でも飛行機と艦船のパーツを間違うことはないでしょう。

それに去年のタミヤのキットとハセガワのキットを作り比べたいので。

夜勤後に半ばぼーっとしながら作ってたので

作成過程の写真は撮っておらず、しかも進まない!

とうとう15日、終戦の日

本日は休み貰えていたので午後からカミさんを買い物に連れていき、

帰宅してプラモ製作に集中します。

零戦はほぼ組み終え、デカールの乾燥待ち状態でしたので

クリアーを吹きかけ、デカールを保護。

プロペラ、キャノピー、脚柱など別に組んでたパーツを

機体に取り付け完成。

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去年作ったタミヤ零戦と比べると古い分ディテールが甘いのですが、

それでも組み易くいいキットでした。

なんせ、睡眠不足のヤローが数日で完成させることが出来るのですから。

問題は戦艦大和の方です。

細かいパーツがピンセットから飛んじゃ探し飛んじゃ探し。

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ようやく艦橋周りを組み終え、船体に。

細かいパーツを取り付けて塗装は夕方になりました。

全体を艶消し黒で塗装、1時間程乾かして軍艦色を上から吹き付けます。

そうすることで陰になる部分は黒が残り陰影が・・・

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うん、イマイチわからん!

いいんです、進めます。

別々に組んでいたパーツを船体に取り付け完成へ。

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今回は大和の「最期の戦闘」をイメージしてます。

米軍機が撮影した写真を参考に砲塔の向き、砲身の角度を変えて作成。

来月辺りに海面を作ってジオラマとして戦闘シーンを再現する予定です。

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1945年4月7日、沖縄奪還のため南下中にアメリカ軍の攻撃に遭い、

爆弾及び魚雷を多数被弾、鹿児島県坊の岬沖で14時23分に沈没。

死者2740名、生存者269名。

日本海軍史上最大の最新式の戦艦も、

軍部の消極的な運用でその力を発揮することが出来ませんでした。

 

零戦に大和。

当時の日本の工業力は世界屈指のものでした。

しかしそれを作り動かす資源が無かった。

片や防御力を犠牲にし、片や出し惜しみして実戦に有効活用されなかった。

私には日本人が持つ悲哀を零戦と大和に感じずにいられない。

あっ、去年も書きましたね。

 

73回目の終戦の日

今の平和は多くの犠牲の上に成り立ってる。

我々日本人はあの戦争を忘れてはいけない。

生きたくても生きることが出来なかった沢山の命。

私も恥ずかしくない生き方を、

と背筋がピンと伸びる思いでいます。