テロに屈しない!

5月22日、イギリス。

マンチェスター・アリーナで行われたアメリカの歌手アリアナ・グランテさんのコンサートで自爆テロが起きました。

22名が亡くなり、59名が負傷。

事件の翌朝は連絡がつかない肉親の情報を求めるツィッターが多数。

なぜ、8歳の女の子が命を失わなければならなかったのか・・・

 

自身のコンサートで自爆テロが起こり、多くの死傷者を出したことで

アリアナ・グランテさんは急遽、その後のツアーを中止しました。

彼女自身も心に大きな傷を負ったと思います。

ツアー中止はテロに屈したという意見もあります。

でも彼女もまだ23歳。辛かったと思います。

 

ですが彼女は犠牲者や遺族の方のためにマンチェスターでチャリティーコンサートを行うことを公表。

このほど渡英しコンサート前に、負傷者が多く運び込まれた小児病院を訪問したという。

彼女の精神力は凄い。

テロには屈しないと行動で示しました。

QUEENの名ギターリストのブライアン・メイ氏もマンチェスター・アリーナでのコンサートは変更しないとインタビューに答えてました。

「テロには屈しない」と。

 

4月にはドイツのプロサッカーチーム、ボルシア・ドルトムントの選手を乗せたバスが襲撃を受けました。

香川選手も乗っていたのですが幸い怪我はありませんでした。

ですがチームメイトは腕を負傷しました。

香川選手はオフィシャルブログで当時の恐怖を語ってました。

 

なぜテロは起きるのか・・・

目には目を?復讐の連鎖でしょうか・・

民族の違い、宗教の違い、思想の違い・・・

違っていいじゃないか、違うのが当たり前。

みんな自分を誇りに思う。自尊心を持っている。

お互いが尊重し合い、お互いを少しづつ受け入れる。

融和・・・

 

しかし、そこには必ず政治が絡むので一筋縄ではいかない。

世界のあっちこっちで今も争い事は起きている。

その政治を超越したところで繋がれるものがある。

音楽とスポーツ。

 

しかし、音楽とスポーツの場でテロは起きた。

テロはいかなる理由も理由にならない卑劣な行為。

人類融和に敵対する行為。

人類から音楽とスポーツの自由を奪うことをさせてはいけない。

 

アリアナ・グランテさんの勇気に敬意を表します。

そして8歳のサフィーちゃんを含む22名の方のご冥福をお祈りいたします。