長崎旅行記、完結?
父の手術の日に同僚の父親が亡くなりました。
末期癌で、手の施しようがない状態だったとのこと。
老い、病、怪我・・・いろいろと考えさせられる春となりました。
そうですね、目を背けては生きていけない。
出来れば考えたくはないが必ず訪れる。
それはいつ訪れるかわからない。
だからこそ一瞬一瞬を大切に生きなきゃならない。
同僚も今日から職場に復帰。
心の整理がついたのか、一時でも忘れようとしてるのか。
張り切って頑張ってます。
静かに見守っていきたいと思います。
・・・で、
連載中(?)だった長崎旅行の続きを・・・
中華街で食事をとったとこまででしたね。
食事の後、散策しながらグラバー園を目指します。
途中にオランダ坂があるのですが、
上り坂なのを見てカミさんが一言「スルー!」
坂の上にある活水女子大学の学生さんが昇ってるので
後をついて行きたかったのですが・・・可愛かったのに・・・
気温も上がり、冷たいものでもと喫茶店へ。
カフェインレスのアイスコーヒーで至福のひと時を。
休憩後、また歩きです。
歩きに歩いてようやく到着。
着いたはいいがまた坂・・・
お土産屋さんを横目に昇っていくと、
正面に大浦天主堂。
大浦天主堂とは幕末の1865年に建造された、
現存する日本最古のキリスト教建築物です。
この教会については後ほど・・・
また坂です。
これを昇りきったところに入園口があるのですが、
庭園内の案内図を見てカミさんが「ギブッ!」
グラバー園とは幕末から明治期にかけて長崎に在住したイギリス商人の
グラバー、リンガー、オルトの旧邸の周りに
市内にあった洋館を移築復元したものです。
イギリスの商人で長崎の造船業の礎を築いたとも言われています。
国産ビールの育ての親とも。
武器商人として亀山社中とも取引しています。
坂本龍馬もこのグラバー邸を訪れ交渉しています。
幕末の動乱期に討幕派に最新式の武器弾薬を与え、
維新の陰の立役者となりました。
薩長同盟にも深く関与しています。
明治日本の近代化にも大きく貢献しています。
広い綺麗な庭園の中に洋館が点在していて
私としてはゆっくり見て回りたかったのですが、
「もういや、歩きたくない!ここから動かん!」げな。
しばらくここで休憩。
私は長崎港を見渡せるところに行き、
珍しいものを発見!
通常は佐世保港にあるらしいのですが、この日は長崎港にありました。
番号から護衛艦「こんごう」のようですね。
もう一隻は番号がはっきりとはわかりません。
一息ついたところで、
土産屋でカステラと職場へのお土産を買って帰路につきます。
坂の下に路面電車があり、それに乗って車を停めてある長崎市民会館へ。
実は路面電車で観光各所を巡っていけるのです。
しかも1日乗車券を使えばお得に。
カミさんは「最初っから乗ればよかったーっ!」と叫んでますが、
それでは意味が無いのです。
今回の旅の副題は『龍馬の歩いた道を歩く』ですから・・・
一人ブラブラしてた長男と合流、愛車で長崎を後にしました。
大浦天主堂についてはまた後ほど・・・