F-1がマイブーム・・・

シフト勤務で眠い目をこすりながらコツコツと進めていました。

誰もが知ってる・・・はずの深紅のフェラーリ

f:id:akabo999:20170827150906j:plain

1989年のF-1マシン、「フェラーリF189 後期型」。「フェラーリ640」とも言います。

f:id:akabo999:20170827151628j:plain

エンジンはフェラーリ伝統の12気筒。

独特のエンジン音で好きなんです。

ドライバーはナイジェル・マンセルゲルハルト・ベルガー

この年は16戦中、マンセルが2勝、ベルガーが1勝。

注目を集めたセミオートマチック・トランスミッションのトラブルで、

リタイアが続きました。

しかしその後の、いち時代を築く先駆的なマシンでした。

f:id:akabo999:20170827153817j:plain

ドライバーは大好きなナイジェル・マンセル

f:id:akabo999:20170827154135j:plain

この頃のF-1マシンはシンプルでした。

もちろん、いいマシンとそうでないマシンの差はありました。

しかし、それでもドライバーのハンドリングで多くの見せ場を作ってくれました。

この年のハンガリーGPでは予選12位のマンセルが怒涛の追い上げで、

トップを走るセナをかわし優勝。

ポルトガルGPではマンセルがピットストップのさいにオーバーラン

禁止されてるバックギアを使い、周回中に黒旗失格が。

しかし黒旗を無視して周回を続けるマンセルはあろうことか

トップを走るセナのマシンに接触してリタイアに追い込む。

当時は良くも悪くもドライバー同士がドラマを生み出していた。

今のF-1はマシンや組織が複雑になり、

ドライバー同士の駆け引き、ドラマが見えにくいように思えます。

それでも今年のハンガリーGPでは久しぶりにドラマを見た気がしました。

フェラーリが1-2フィニッシュを飾ったことも嬉しい。

苦戦続きだったホンダエンジンのマクラーレンも6位入賞。

これからに期待が持てる結果でした。

F-1が観たいがために有料放送に加入したのですから、

ドライバー同士の熱きバトルを見せて頂きたい。

 

f:id:akabo999:20170827161129j:plain

これは1991年のイギリスGPでのヒトコマ。

優勝したマンセル(この時はフェラーリではなくウィリアムズ)が

最終周にガス欠で止まったセナを乗せてウィニング・ランをする様子です。

決して仲の良い間柄ではなかったようですが、

お互いをリスペクトし合っていた。

命を懸けて走っているわけですから、

信頼がないと怖くて走れませんよね。

この二人は1992年のモナコGPでF-1の歴史に残る名バトルを繰り広げます。

当時は日曜の夜中に生中継でした。

次の日に仕事があるのに手に汗握り画面に見入っていました。

観終わったあとも興奮して眠れなかったのを憶えてます。

また手に汗握るバトルを観たいものです。