マリア様降臨…

超低空飛行が続いてますが…

先日マリア様が降臨しました。

12月19日に行われる

ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 -THE PRIDE-

福岡公演…

なんと1階の一ケタ列!

中央やや右寄り。

その辺りで白髪頭を見たら私です(笑)

それまでに体調を整えないと。

今回のコンサートツアーに行けない方々、

今も病と闘ってるFellowsの方の分も

しっかりとASKAの復活を見届けて来ます。

その後はここで報告させて下さいね。

 

いろいろと書きたいことがあったのですが、

体調が悪い時の特徴で物事をまとめることが出来ない。

会社でも報告書等が滞ってます(笑)

 

 

しばらく夜勤が続き昨日も深夜に帰宅。

すぐには眠れず、明け方ウトウト…

今日は休みですが疲れが取れず布団の上でゴロゴロ…

昼過ぎにHPが少し回復したところで、

作りかけていたプラモのジオラマを進めます。

2週間前に1/700「日本海重巡洋艦 那智」の

ジオラマを作った時の反省点として、

1.波の造形

2.海面の色

がありましたので慎重に作っていきます。

キットは8月15日、終戦の日に完成した

フジミの1/700「日本海軍戦艦 大和」です。

まずはベースとして

500mmX200mmの板に飾り縁を貼り付けます。

角の合わせ目はヤスリで削っては合わせ、削っては合わせ。

のこぎりで45度にカットするのはなかなか難しいですね。

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飾り縁の部分にニスを塗り、乾いてからマスキングテープを貼ります。

前回の「那智」と同様にモデリングペーストを塗りたくります。

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大和は船体が大きいので波は控えめに。

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体調が悪い時の特徴(?)で途中の写真を撮るの忘れてます(笑)

今回も油絵具を使ったのですが、

今回はビリジャンは使わず、

ウルトラマリンにアイボリーブラックを混ぜて濃淡をつけました。

そして今回の一つの目玉!

爆弾が近くで炸裂して水柱が立った状態。

どうすれば再現できるかずっと考えてました。(仕事中も…)

今回やってみたのは紙粘土。

まあまあでしょうか…

 

イメージは大和最期の戦闘時。

考証によりますと甲板はセールカラーに戻されていたとのこと。

最期は黒塗装だったと勝手に思い込んでいました。

甲板にセールカラーをドライブラシでうっすらとのせ完成です。

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『この国の未来のために~大和 1945

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まだまだ課題は多し。

またいろいろと挑戦していきます。

まずは体調を整えないと、ですね。

 

Stand Alone…

9月4日に台風21号が関西を直撃、

9月6日には北海道胆振東部地震が発生。

大変な被害が出てますね。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

また被害に遭われた方々の心に一刻も早く安らぎが訪れんことを…

 

さて我が家では、

長男がようやくバイトを始めました。

働ける喜び、収入のあるありがたみを噛みしめてるようです。

不登校中の娘は通信制の高校の説明会に行って来ました。

前向きに考えてるようで早ければ今月中に受験。

合格すれば来月早々に入学となりそうです。

私と言えば…

先月の中旬以降、低空飛行が続いてます。

いや超低空飛行ですね、イレブンに負けないくらい(笑)

深夜勤務が続き、休み挟んで今度は早朝勤務。

それの繰り返しに例年以上の暑さ。

休みの日は寝るというより気絶に近い状態(笑)

それでもぼーっとした頭で少しづつプラモ製作を進めていました。

細かいパーツが多く老眼に厳しい1/700スケールの艦船模型。

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今回は初めて海面のジオラマに挑戦しました。

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ベースにキットを固定してモデリングペーストを海面に見立てて・・・

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海面の色は油絵具を使用します。初めて使用します。

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波の谷間にビリジャンを塗ります。

ビリジャンって言うんですね、昔はビリジアンって言ってたような…

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全体的にウルトラマリンを塗りたくり、

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混ぜ合わせた水色を波に塗り、波頭をチタニウムホワイトで。

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それぞれの色をブレンディングでぼかし付けます。

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完成しました。

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波の形状、海面の色の表現は今後の課題ですね。

 

超低空飛行中は癒し系の音楽で…

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サラ・ブライトマン

NHKが製作した司馬遼太郎原作の『坂の上の雲』の主題歌を歌ってます。

とにかく綺麗な歌声。

皆さんも聴いたことのある曲もカバーしてます。

「風の通り道」はジブリの『となりのトトロ』の挿入歌、

アメイジング・グレイス」、「アヴェ・マリア」は名曲中の名曲ですね。

作曲家の久石譲氏との「STAND ALONE」は”美しい”がピッタリな曲です。


坂の上の雲 第一部 Ending


~ 坂の上の雲 ~ 歌詞

2種類の「STAND ALONE」をお聴き下さい。

 

 

実は書きたいことがいろいろあったのですが、

タイミングと体調が許してくれませんでした。

体調が戻れば(戻るの?)また近々更新したいと思います。

 

終戦の日と戦艦大和・・・

8月15日、73回目の終戦の日ですね。

先月から仕事が忙しくなり、人事異動、新たなプロジェクト等

何で今?的なことが重なって職場はカオス状態です。

おまけに職場の同僚が他職場の飲み会に行って食中毒。

結局、食中毒ではなく疲れからくる嘔吐?よくわからん状態で

1週間の休養だって、信じられん・・・

初盆のメンバーが二人いて優先的に休みを取らせてる中で。

 

まあ愚痴を言っても始まらない。

気が付くと終戦の日まで5日。

去年はタミヤの1/72「零式艦上戦闘機五二型」を作りました。

今年は何を・・・

押入れの中のキットを漁ります。

ありました、フジミの1/700「戦艦大和」。

しかし、時間が無い。

1/700の艦船模型は老眼には厳しいのです。

同時進行でハセガワの1/72「零式艦上戦闘機五二型」も作ることに。

接着や塗装の乾燥待ちの間にお互いに進めていきます。

睡眠不足でも飛行機と艦船のパーツを間違うことはないでしょう。

それに去年のタミヤのキットとハセガワのキットを作り比べたいので。

夜勤後に半ばぼーっとしながら作ってたので

作成過程の写真は撮っておらず、しかも進まない!

とうとう15日、終戦の日

本日は休み貰えていたので午後からカミさんを買い物に連れていき、

帰宅してプラモ製作に集中します。

零戦はほぼ組み終え、デカールの乾燥待ち状態でしたので

クリアーを吹きかけ、デカールを保護。

プロペラ、キャノピー、脚柱など別に組んでたパーツを

機体に取り付け完成。

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去年作ったタミヤ零戦と比べると古い分ディテールが甘いのですが、

それでも組み易くいいキットでした。

なんせ、睡眠不足のヤローが数日で完成させることが出来るのですから。

問題は戦艦大和の方です。

細かいパーツがピンセットから飛んじゃ探し飛んじゃ探し。

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ようやく艦橋周りを組み終え、船体に。

細かいパーツを取り付けて塗装は夕方になりました。

全体を艶消し黒で塗装、1時間程乾かして軍艦色を上から吹き付けます。

そうすることで陰になる部分は黒が残り陰影が・・・

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うん、イマイチわからん!

いいんです、進めます。

別々に組んでいたパーツを船体に取り付け完成へ。

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今回は大和の「最期の戦闘」をイメージしてます。

米軍機が撮影した写真を参考に砲塔の向き、砲身の角度を変えて作成。

来月辺りに海面を作ってジオラマとして戦闘シーンを再現する予定です。

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1945年4月7日、沖縄奪還のため南下中にアメリカ軍の攻撃に遭い、

爆弾及び魚雷を多数被弾、鹿児島県坊の岬沖で14時23分に沈没。

死者2740名、生存者269名。

日本海軍史上最大の最新式の戦艦も、

軍部の消極的な運用でその力を発揮することが出来ませんでした。

 

零戦に大和。

当時の日本の工業力は世界屈指のものでした。

しかしそれを作り動かす資源が無かった。

片や防御力を犠牲にし、片や出し惜しみして実戦に有効活用されなかった。

私には日本人が持つ悲哀を零戦と大和に感じずにいられない。

あっ、去年も書きましたね。

 

73回目の終戦の日

今の平和は多くの犠牲の上に成り立ってる。

我々日本人はあの戦争を忘れてはいけない。

生きたくても生きることが出来なかった沢山の命。

私も恥ずかしくない生き方を、

と背筋がピンと伸びる思いでいます。

生き方・・・

叔父の葬儀に出席してきました。

 

叔父は私の母の兄で、父の大学時代の友人でした。

先代から受け継いだ病院の医師で、先代同様市内では評判の名医でした。

叔父も私の父と同じ「福祉で儲けてはいけない」を理念としてました。

しかし一方で経営は逼迫していきます。

そこで立ち上がったのが叔母でした。

叔母は明治期に活躍した医師の子孫でしたが、

町医者の所に嫁に出されることに抵抗感があったと伝え聴いています。

徹底したリストラ、コストダウン。

よくテレビドラマでありますね。

現場を知らない理事長が無理なリストラやコストカットを敢行して

現場は大変なことに!って。

・・・経営持ち直したんですよ。

しかし評判と引き換えに。

病院内でも理事長であり院長である叔父より

理事の叔母の方が恐れられる存在に。

私の父が園長をしていた特別養護老人ホーム

叔父が経営していたのですが、

叔母がそこの理事長に就任するとリストラと徹底したコストダウン。

入金が滞ってる入所者は別の施設を紹介して半ば強制的に追い出す。

経費の掛かる催し事は入所者の楽しみであっても中止。

「余生を楽しんでもらいたい」父と真っ向から対立。

しかし人事権等を完全に掌握した叔母には勝てませんでした。

お金で雇った事務方で周りを固められ万事休す。

一挙手一投足を逐一報告され、クビにする口実を探していたとのこと。

叔母からの歪曲された内容を聴かされた叔父が苦言を言ってくることも。

そんな状態が数年続き父は心労からダウンし、

精密検査で胃ガンが見つかり手術。

再発はないものの腹部動脈瘤が見つかり意を決して退職。

「福祉を商売にした」叔母に母も激怒。

自然と叔父方と疎遠になっていきました。

 

私の父に認知症が出始めたのと同じ頃に叔父も大病を患います。

私の従弟にあたる、叔父の息子が跡を継いで3代目に。

幼い頃から名門学校の寄宿舎に入れられ育った息子は

父親に対する愛情は無く恨みを持っているかのよう。

しばらくは経営する医療施設の一角を

父親の居住スペースとしていましたが、

最近になって市外の病院に入院させていたとのこと。

いよいよ手術が必要となり、

病院側の「もしもの時に延命治療をしますか?」との問いかけに

叔父は「望む」と告げるも、家族が拒否を。

一縷の望みをかけた手術の二日後に死去。

手術から意識が戻らないままとのこと。

 

葬儀は淡々と執り行われました。

私は通夜に駆けつけることは出来なかったのですが、

寝ずに叔父の傍らでロウソクの灯を見ていた妹である母の話では、

家族の誰一人寄り添って一夜を明かしたものはいなかったと。

叔父の兄弟の方の涙は悲しみというより怒りの涙に感じました。

 

葬儀の後なんともやりきれない気持ちを振り払い、

喪服を着替えて父の見舞いに。

あいにく寝ていたのですが顔の表情、艶がいい。

最近はリハビリで立ち上がることが出来るようになったと母が言っていました。

 

叔父と同じ年齢で、延命治療を拒否した父は生きている。

生と死。

人生とはこうも皮肉なものなのか。

収骨を面白そうにやる幼い孫たちに

叔父はどんな思いを抱いて天への階段を昇っていくのか。

 

帰りの車の中、妻も無言。

と、そこに三連水車の看板が目に入る。

「寄ろうか。」

「・・・うん。」

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去年7月の水害で被害に遭った朝倉の三連水車。

地元の方の努力で再生されました。

まだまだ周りには水害の爪痕が残っています。

いろんな意見もあったようですが、

復興のシンボルとして被災者の希望となっています。

西に傾いた日差しを浴びながら水の跳ねる涼しげな音を聴き、

気持ちを幾分か和らげることが出来ました。

 

これからの限りある人生、どのように生きるか。

立派な生き方は出来ずともせめて

私と妻の葬儀では怒りの涙を流させない、

そんな生き方をしなければ。

 


朝倉の三連水車 2018年8月

ASKA「SYMPHONIC CONCERT」決定!(追記)

最近仕事が忙しく、家庭の方でもいろいろ問題が山積みでして・・・

実はASKAの毎月配信の新曲も聴けてない状態です。

そんな状態にも拘らず眠れないからワールドカップはよく観れました。

しかし、はっと目が覚めた時は試合終了、なんてのはざらでしたが。

ワールドカップについて、日本代表について自分なりに総括したいのですが、

時間も心にも余裕が無い。

今晩は息子の様子がおかしい。

仕事が決まるまでゲームを禁止してるのが相当ストレスみたいだ。

モノに当たり散らす音が部屋から聞こえる。

ヒルツ家は大丈夫なのか?

今ははっきりと言えます、「わかりません!」(笑)

 

ASKAが秋からのコンサートを発表しましたね。

billboard classics

ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2018 THE PRIDE」

詳細や事の成り行きはASKAのブログや

FellowsのTwitterなどで紹介されてますので

私が改めて書く必要もないでしょう。

というか、私もまだよーと分かっとらんとです(笑)

 

SYMPHONIC CONCERT。

 

4年前、絶望の淵を彷徨っていた私に一筋の明かりを灯してくれたのが

YouTubeで観たCHAGE&ASKAの『PRIDE』でした。

その後、『はじまりはいつも雨』、『けれど空は青』で生きる力、

生きる気力をもらいました。

傷だらけの自分と向き合い、自分を受け入れ、生きていく道を選びました。

常に一匹狼だった自分を周りがサポートしてくれ職場にも復帰。

多少の波はあるもののそれなりに仕事は出来ている。

仕事の休憩時間などにYouTubeCHAGE&ASKAASKAの歌声を聴き、

歌う姿を観るのが日課でした。

そんな時に著作権の問題でYouTubeで観れなくなる事態が。

当たり前といえば当たり前なのですが私にとっては一大事。

CHAGE&ASKAASKAのCDをいろいろと手に入れました。

もちろんオリジナルは良いのですが、何か違う。

そしてようやくそれが

「SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 "SCENE"」

だとわかりました。

早速探して探して中古のDVDを購入。

定価の2倍以上(3倍近かった)の価格でしたが私にはこれが必要でした。

今も深夜に帰宅して眠れないとき、

一人そっとヘッドフォンして観ています。

オーケストラの深みのある演奏の中で伸びのあるASKAの歌声が魂を揺さぶる。

 

2008年頃は音楽を聴くこともなく企業戦士としてがむしゃらに働いていた時代。

あの頃の自分とは良くも悪くも大きく変わった。

でも間違いなく良かったと言えるのはASKAの歌声に出会えたこと。

『SYMPHONIC CONCERT』

『THE PRIDE』

私にとって特別なキーワードなのです。

ASKAに会えるのが楽しみです。

 

えっ、チケットまだやろって?

大丈夫、偶然でなく必然ですから。

 

 

だよね?

 

・・・だよね?

 

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今、病気と闘ってる仲間のFellows。

一緒に会場でASKAの雄姿を見、歌声に酔いしれましょう。

皆の想い届け!

世界のサッカーが変わろうと・・・

2018FIFAワールドカップロシア大会もいよいよ残り2試合ですね。

ベルギー代表vsイングランド代表の3位決定戦に

フランス代表vsクロアチア代表の決勝。

 

今大会もこれまで数々のドラマがありましたね。

前回大会の覇者、ドイツ代表のグループリーグ敗退。

繰り返された、優勝候補筆頭のブラジルの悲劇。

無敵艦隊、スペイン代表の落日。

そもそもイタリア代表とオランダ代表が出れなかったことが驚きでした。

スーパースターも失意のうちに今大会を去っていきました。

クリスティアーノ・ロナウドリオネル・メッシイニエスタ・・・

 

ここまで観てきて感じたことを書きます。

といっても全試合きちんと観たわけではないのですが(笑)

サッカーの質というかスタイルが変わってきてますね。

 

2008年の欧州選手権、2010年のワールドカップ南アフリカ大会、

2012年の欧州選手権を制したスペイン代表。

そのスタイルはショートパスを繋いで連動して相手を崩していく

’ティキ・タカ’と呼ばれるポゼッション・サッカー。

独特のリズムで我々ファンを魅了しました。

ドイツ代表も圧倒的なポゼッションで相手を崩すサッカーでしたね。

しかし両チームとも、特にドイツ代表は見せ場を作れず敗退。

完全に守りに入った相手に攻めあぐねているところを、

カウンターでやられました。

大番狂わせは偶然でなく必然な気がします。

圧倒的なポゼッションでパスを繋いで相手を崩そうとしても

相手が引いて追ってこなければ崩しようがありません。

打開しようとしてサイドチェンジする球を狙われカウンターを喰らう。

徹底した守備でのカウンター狙いは観てても面白くありません。

しかしポゼッション・サッカーに対抗するには効果的です。

一世を風靡したスタイルが過去のものとなりつつあります。

代わりに台頭してきたジェネレーションはスピードでしょうか。

中盤でのパス回しをできるだけ省略し縦へ。

前線或いは2列目のスピードのある選手が抜け出す。

ある意味時代と逆行するような感じですが、

今までにないようなスピード・サッカー。

まさに今のフランス代表ではないでしょうか。

アルゼンチン代表との一戦はジェネレーションを感じさせるものでした。

準決勝のベルギー代表との一戦は一転守備に徹しましたね。

アルゼンチン戦のような追いつ追われつの展開を期待してたのですが、

したたかさを見せつけられました。

ベルギー代表は中盤のアザール、デ・ブルイネが躍動するも

前線のルカクが徹底的にマークされ苦しみました。

試合後にベルギー代表の選手がフランスの戦い方に

アンチ・フットボール!」と語気を強めて言ってましたが

気持ちはわかります。

しかしこれもフットボール

準決勝のもうひと試合、イングランド代表vsクロアチア代表の一戦。

これはもう白熱しましたね。

サッカーの母国イングランドは昔から変わらずロングボール中心。

大きな体をいかしてのセットプレーからの得点は群を抜いてました。

対するクロアチア代表も攻撃陣の迫力は負けていません。

クロアチア代表は決勝トーナメントに入って3戦全試合で延長戦に突入。

最後は執念、精神力でクロアチアに軍配が上がったようでしたね。

疲労が決勝戦に影響しなければよいのですが。

クロアチア代表の中盤に君臨するモドリッチのタクトさばきが勝るか、

フランス代表の若きスピードスターが時代を塗り替えるか。

世紀の一戦は15日24時から。

 

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レ・ブルー、フランス代表

 

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東欧の雄、クロアチア代表

 

その前に3位決定戦は14日23時です。

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赤い悪魔、ベルギー代表

 

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サッカーの母国、イングランド代表

敗退したドイツ代表に思う事・・・

決勝トーナメントに入って激闘が続いていますね。

これからが本当のワールドカップです。

 

日本代表のポーランド戦での試合運びで賛否両論が沸き起こってますね。

ある国ではファンが5人集まると5人の監督が出来ると言います。

「俺が監督だったら・・・」と皆が皆、違う戦術・戦略を主張するのです。

賛否両論はある意味いいことだと思います。

またあの一試合だけで結論付けることは出来ません。

これからの決勝トーナメントではリスクを恐れていては勝てません。

サムライとして立ち向かっていく姿を皆で応援しましょう!

 

いきなり好カードでしたね。

フランスvsアルゼンチンはビューティフルゴールの応酬!

打ち合いの末、4-3でフランスが激闘を制しました。

ウルグアイvsポルトガルは死闘の末、

2-1でウルグアイが勝ち進みました。

アルゼンチンの至宝メッシも、

ポルトガルの英雄クリスティアーノ・ロナウドも大会を去ることに。

二人とも数々のトロフィーを掲げてますが、

4度目のワールドカップ出場も栄光を手にすることなく去っていきました。

スペインも負けたようですね。

一時代を築いたチーム、スーパースターが

時代の波に飲み込まれたような感じですね。

確実に新しい波が押し寄せている。

フランス、レ・ブルーの背番号10を背負うムバッペは19歳!

大会前から注目選手でしたが末恐ろしい逸材です。

ミシェル・プラティニジネディーヌ・ジダンに続く10番の系譜。

これからどんな活躍を魅せるか楽しみです。

 

と、ここで実は書きたいことが。

前大会(2014年ブラジル大会)優勝国のドイツが

まさかのグループ予選最下位で大会を去りました。

私はサッカーを始めたころに

初めてワールドカップをテレビで観たのが西ドイツ(当時)代表の試合でした。

白と黒のユニフォームがカッコよくて。

その後、録画で過去のワールドカップを観るのですが、

フランツ・ベッケンバウアーのプレーにしびれました。

リベロというポジションを定着させたプレーヤーであり、

優雅な身のこなしと紳士的なプレーで皇帝(カイザー)と呼ばれています。

1966年イングランド大会での決勝、

イングランドとの延長戦の末涙を飲みました。

1970年メキシコ大会では準決勝でイタリアと死闘。

ベッケンバウアーは後半に右肩を脱臼するも

腕をテーピングで固定し最後までピッチに立ち続けました。

シーソーゲームの点の取り合いは延長までもつれ込むも

最後は力尽き大会を去ります。

1974年西ドイツ大会は主将として母国を優勝に導きました。

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フランツ・ベッケンバウアー引退後、西ドイツを引っ張ったのが

カール=ハインツ・ルンメニゲ

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鋼のような体でドリブルする姿はまさに「ゲルマン魂の権化」。

不屈の闘志でチームを引っ張りました。

1982年スペイン大会では決勝でイタリア相手に涙を飲みました。

1986年メキシコ大会では決勝で

ディエゴ・マラドーナ率いるアルゼンチンに敗れました。

ルンメニゲの後にチームを引っ張ったのがローター・マテウス

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1990年イタリア大会で決勝の相手は、

前大会決勝で敗れたディエゴ・マラドーナ率いるアルゼンチン。

天才マラドーナを封じ込み見事に優勝。

因みに1986年と1990年の西ドイツ監督は

フランツ・ベッケンバウアーでした。

1994年アメリカ大会、1998年フランス大会は

ドイツ統合等が影響したのかベスト8止まりでした。

21世紀に入ると新しい力が台頭。

GKオリバー・カーンが気迫のこもったプレーでチームを引っ張ります。

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2002年の日韓共同開催の大会では決勝でブラジルと対戦。

ブラジルの怪物ロナウドの活躍で涙を飲みます。

2006年ドイツ大会ではミヒャエル・バラックがチームをまとめます。

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知的でインテリジェンス溢れるプレーは

ベッケンバウアーとも比較され「小皇帝」とも。

旧東ドイツ出身の初のキャプテンとなりました。

2006年大会は3位にチームを導きました。

バラックの後はフィリップ・ラームがチームをまとめます。

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彼の献身的なプレーはチームを安定させ、サイド攻撃でチャンスを作りました。

2010年南アフリカ大会では優勝国スペインに準決勝で敗れ3位になっています。

そして2014年ブラジル大会では強豪フランスを準々決勝で下し、

開催国ブラジルを準決勝で7-1で粉砕、

決勝ではメッシ率いるアルゼンチンを下し優勝。

 

大会後、ラームは代表引退を発表。

ドイツ代表チームは圧倒的ボール支配率と決定力で

リーダー不在でも勝ち続けました。

2018年大会の欧州予選でも負けなし。

死角は無いように見えました。

 

しかし大会直前の強化試合では一転して低調なパフォーマンス。

それでもゲルマン魂が最後に、と淡い期待を胸に大会に突入。

その期待も虚しくグループ予選一戦目で

メキシコに押し込みながらも速攻から点を取られ敗北。

2戦目も圧倒的にボールを支配しながら辛くもスウェーデンに逆転勝ち。

3戦目韓国戦は勝つことが絶対条件で得失点差も考慮しなければならない試合。

韓国を圧倒するボール支配率も26本のシュートを外し、

前がかりになったアディショナルタイムに2失点。

失意のグループリーグ最下位での敗退となりました。

 

なにがドイツ代表に起こったのか。

いろんな意見、見方があると思いますが、

結果を出した大会には必ずチームを引っ張るリーダーがいました。

今大会はそのリーダーがいなかったように思います。

チームに嫌なムードが漂うと叱咤激励するリーダー。

闘志むき出しでボールを追っていく姿を見せるリーダー。

優秀な選手が多いドイツの課題はリーダー育成なのかもしれません。

 

日本は長谷部がリーダーとして君臨してますね。

常に冷静な状況判断が出来、チームに指示を出せるリーダー。

先ずは明日深夜3時からのベルギー戦。

 

仕事がすんなり終えるかがカギか(笑)